ライブチャットというのは、パソコンを使って、映像と音声とをリアルタイムでやり取りすることだよ。テレビ電話と似ているけれど、電話回線じゃなくてインターネット回線を使うんだ。
ライブチャットを始めるには、パソコンとインターネット環境はもちろん、WEBカメラも必要になるよ。WEBカメラをパソコンに接続すると、それによって映像や音声がパソコンに取り込まれて、インターネット回線で相手に届けられるってわけ。
そして相手もWEBカメラを使っている場合は、相手の映像や音声が送信されてくるよ。録画や録音したものを送信するわけじゃないから、すぐに相手のリアクションを見ることができる点がメリットだよ。
だからライブチャットは、コミュニケーションのためにはとても便利なものなの。
たとえば、遠距離恋愛中の恋人や単身赴任中の配偶者、遠くに住んでいる孫とかの姿を見ながら、会話をすることができるからね。
それからライブチャットは、人との出会いのためにも便利に使われているよ。専用のサイトがあって、そこに登録すると、他の登録者が表示されて、コンタクトをとることができるんだ。
プロフィールや顔写真が登録されていることが多いから、それを見て親しくしたい相手を選んで、コンタクトをとるの。最初は音声だけでやり取りして、親しくなったら映像のやり取りを始めるということもできるよ。
もちろんどんな映像を送信するかは、自分の自由だよ。顔を隠すこともできるし、WEBカメラの前で衣服を脱いだりすることもできるの。
相手が実際に目の前にいるわけではないから、安心して好きに行動できる点が、ライブチャットの魅力のひとつだね。 そして、異性との出会いのためのライブチャットサイトもあるんだ。男性なら女性と、女性なら男性と、お互いの姿を見たり声を聞いたりしながら、コミュニケーションを楽しむことができるの。
映像と音声とを送受信するわけだから、パソコンにはある程度のスペックの高さが要求されるよ。
できるだけCPUやメモリの数値が高いパソコンを使った方が、映像がカクカクしたりすることなく滑らかに表示されるし、音声が途切れたりすることもないんだ。
一般的に推奨されているスペックは、CPUが2.33GHz以上で、メモリは2GB以上だよ。
もちろん、インターネット回線の速度もWEBカメラの性能も重要だね。
環境が良ければ良いほど、ライブチャットできれいな映像とリアリティのある音声とを楽しむことができるよ。